昔より体力が落ちたという体験談まとめ
自分の衰えを認める勇気も必要?
【33歳男性の体験談】学生時代は陸上部に所属しており、自他ともに認める運動好きでした。
ただ陸上は高校でやめてしまったので、もう5、6年ほど体を積極的に動かすことはしていませんでした。
会社にエレベーターがないので階段を使用しているのですが、入社してすぐはよかったものの年を重ねるごとに辛くなってきました。
一番上につく頃にはもうへとへとです。
年を重ねるごとに…といってもまだ世間一般では若い方ですが、それでも過去の自分と比べるとどうしても衰えが見えてくるのが悲しいな…と思いながら過ごしています。
そんな私が、年を重ねて体が衰えたな…と思った決定的な事件がありました。
それは先日、地区対抗の運動会に参加した時のことです。
家族の付き添いで観覧席にいたのですが、陸上部だった、と言うと周りの人からじゃあリレーに出てよ!とはやし立てられ急遽参加することに。しかもアンカーです!
まあ大丈夫だろう…と思い軽い気持ちで参加者の列に並ぶと、同じくアンカーとしてかつて同じ陸上部だった同級生が並んでいました。
久しぶりの再会に驚きつつも、私と彼女は違う地区で敵同士だったので絶対負けたくない!と念入りにストレッチしてリレーに望みました。
ピストルが鳴り、一斉に走者がスタートします。
次々とバトンが手渡されて、私の番までもう少しです。
ここにくるまで、張り切りすぎたお父さんたちがカーブを曲がり切れなかったり足がもつれたりして転んでいる方が何人かいました。
体が衰えているのに俺は走れる!という思い込みで頭だけが先に出てしまっているんだろうなあ…と他人事のように考えているとついに私にバトンが回ってきました。
それも1位です。同じアンカーの同級生は私より少し後でバトンをもらっています。
もうそこからはがむしゃらに走っていたのですが、20mほど走ったカーブのあたりで盛大に転んでしまいました。
さっきのお父さんたちと一緒だ…なんてのんきに考え体勢をたて直している間に同級生にも、その他のアンカーにも抜かれてしまい結局結果は下から2番目という残念な結果になってしまいました。
自分はまだまだやれる!と思い込みすぎると、体がついていかなくて大変なことになりますね。
時には自分の衰えを認める勇気も必要だと思います。
鍛えなければ将来動けなくなるかもしれない
【41歳男性の体験談】学生時代は剣道部に所属し毎日トレーニングを行っていました。
休みの日ともなれば大会に出場し、体力勝負の日々を送っていたのですが、30代半ばを迎える頃にはだんだんと体力が落ちていくのを実感しました。
まず、階段の昇り降りがきつくなりました。
これまで勤めていた会社では7階に職場があり、そこまで毎日階段を昇って出勤することが多かったので難なく行えましたが、年齢を重ねるにつれて体を使う運動がきつくなってきました。
それまで毎日行っていた筋トレもさぼる日が多くなってきたり、風邪をひくことも多くなってきました。
元々、運動が得意なほうではなく、家にこもることが好きだったため自分でもなんとかしないとと思っていたのですが、それをしないまま年を重ねてしまいました。
ある日、甥っ子が遊びに来ました。そして遊んでいるうちに「随分疲れやすくなったな」と感じることが多々ありました。
若い頃であれば甥っ子と遊んだ程度では疲れず、さらに夜中まで起きていても大丈夫だったのに、夜の9時を超えた頃にもう眠たくなってきて布団に入ったら気絶するぐらいの勢いで眠ってしまいました。
また、雪遊びをしていても、深い雪の中を進む動きをちょっと行っただけで「ハアハア…」と息切れを起こし、動悸もしてくるようになりました。
これはいけないと思い、本当にここで自分の体を大事にして鍛えなければ将来動けなくなるかもしれないと思った私は、まず屈伸運動やストレッチを入念に行うことからはじめました。
「行動すればやる気は出る」という言葉があります。そう、やる気というのは待っていても出てきません。
行動するから出てくるんです。ですから私は、ストレッチや運動をして自分の体を目覚めさせその延長線上にやる気があるんだと思うようにして、まずは動くことにしました。
すると段々とやる気が出てきて、動かなくては気分が悪いぐらいになってきたんです。
もうこうなればしめたもので、それからは毎日、寝る前にストレッチと運動を交互に行って少しは体が軽くなったような気がしました。
ついこないだ、甥っ子が遊びに来たんですが、その際に遊んでもあまり疲れなくなった自分を実感して、「これはいける」と思いました。
「継続は力なり」とよく言いますが、まさにその通りのことが自分にも起こって、驚きと実感を持って日々を送っております。
【38歳男性の体験談】
子供の頃見ていた刑事ドラマでは刑事も犯人も町中をよく全力ダッシュしていたものですが、やはりその点も演技のための日々のトレーニングで可能にしたフィクションだったんだなあと今思い返してみればしみじみと考えます。
ドラマの中で走る刑事役の役者には30、40越えぐらいの人もいましたが、いざ自分がその年齢になってみると全力ダッシュなんてのは、まず不可能なんですよね。
いや普段から脚を使った運動を習慣化していたら出来るかもしれませんが、そこまで運動が習慣化していなかった身としてはあそこまで足が動かないんです。
私は子供の頃から落ち着きがない方で、普段何の用もなくとも町中を走り回っていたものです。
お恥ずかしい話20代ぐらいでもそんな感じだったと記憶しています。
なので全力ダッシュという行為は空気や水のように意識されることもないレベルで一般的なものとてっきり思っていました。
が、そうではないんですね。
たった2、30メートルほどの走行でもなにやら満足にできませんし、我ながらあきれるほど遅い速度のそれでも息が上がってしまいます。
普段から結構な距離を二本の足で歩いている方と自認する私でさえそうなのですからそれさえもない人の足はどれだけ恐ろしいことになっているのか。
体の衰えの速度、勢いという物は思った以上の物なのでしょうね。
で、自分でちょっと分析してみたところ太もも、大腿部の筋肉の衰えが著しいようです。
元々筋肉量の多い前側の筋肉が落ちやすいのはわかりますが、その裏側のハムストリングスと呼ばれる部分も相当弱っています。
これらを総合してみると地面を後方に蹴り出す力・立っている状態で普通に体重を支えるより遥かに大きな走るときの体重支持の力ともに弱っていると言う事になります。
ダッシュのために必要な筋力が軒並み低下しているんですからそりゃあ全力ダッシュなんて出来るものじゃありませんね。
が、足が弱って走れなくなりましたで話が終わっては面白くありません。
何より悔しいじゃないですか。
そんなわけで、ゆっくりとではありますが筋力トレーニングというのものを始めました。
体の衰えの自覚と言うのも、自分の体を見直す機会と言う点では悪くない物です。
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